3分でわかる「社長のお金と会社のお金、どこまで分ける?」
2026年09月29日
「会社のお金って、社長のお金と同じようなものじゃないの?」
「社長が会社のお金を使うのは、どこまで大丈夫?」
「会社にお金が足りないとき、社長のお金を入れてもいいの?」
会社を経営していると、「会社のお金」と「社長個人のお金」の境目について、迷うことがあります。
特に中小企業では、社長が会社のお金を立て替えたり、反対に社長個人のお金を会社のために使ったりすることもあるでしょう。
今回は、「社長のお金と会社のお金は、どこまで分ければいいのか?」について、できるだけ簡単にご説明します。
「会社のお金」と「社長のお金」は別物です
法人の場合、会社と社長は法律上、別の存在です。
たとえ社長が会社の株式を100%持っていたとしても、会社の預金を個人的な買い物や生活費に自由に使えるわけではありません。
会社から社長へお金を渡す場合には、その内容に応じて役員報酬や貸付金など、適切な処理が必要になります。
例えば、会社から社長へお金を貸す場合、無利息や低い利率だと、原則として一定の利息相当額が給与として課税されることがあります。
反対に、社長がお金を出すこともあります
「会社の支払いを社長が立て替えた」
「会社の資金が足りないので、社長が個人のお金を入れた」
というケースもあります。
この場合も、実際のお金の動きに合わせて、会社から見た「借入」など、適切に処理することが大切です。
「社長のお金だから」「会社のお金だから」と曖昧にせず、誰のお金なのか、何のためのお金なのかを明確にしておきましょう。
税理士からのワンポイント
会社のお金と社長個人のお金が混ざってしまうと、後から経理処理が複雑になったり、会社の本当の財務状況が分かりにくくなったりします。
会社の預金口座と個人の口座を分ける、会社のカードを私用で使わないなど、日頃から「会社と個人を分ける」ことを意識することが大切です。
「これって会社のお金?社長のお金?」
そんな疑問があれば、自己判断せず、ぜひご相談ください。
